長男が児童相談所の発達テストを受けた時の話
もうすぐ入学式を控えた長男ですが、昨年の秋頃はこのまま小学校に上がって大丈夫なんだろうか…と随分悩んでいました。
特に就学前検診の前は、検診で何か引っかかるのでは…?
支援学級を勧められたら…
なんてナーバスになっていました。
ちょうどその頃の長男は今までで一番落ち着きがなく、精神的にも不安定。
言動も同い年の子に比べると随分と幼い印象だったので、余計不安になってしまったんですよね。
そこで幼稚園の教頭先生と担任の先生に相談し、私自ら発達障害の診断をしてもらいたい旨を伝えました。
そして、町でおこなっている発達訓練教室や保健師、療育病院を紹介してもらいました。
発達訓練教室も保健師さんも、療育病院の先生もとてもいい人で、些細な悩み事も親身になって話を聞いてもらえたことで私の不安も軽くなっていきました。
いくつかのテストを受け、最終的な診断の結果は「数値的には正常値の発達凸凹」というものでした。
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ただ、いろいろな機関に相談した中で一つだけ、私が2度と相談したくないなと思ったことがあります。
それは児童相談所。
児童相談所といえば児童虐待のニュースでよく耳にする機関ですよね。
あまり良いイメージがないという人もいるかと思います。
私はあまりそう感じてはいなかったのですが…
長男のことを相談したことがきっかけでマイナスイメージを持つようになりました。
以下、私が感じたことを書いていきます。
親にも子供にも冷たい印象
私たち親子の担当者は、良い言い方をすれば淡々と調査しているのですが、率直な感想は「上から目線で冷たい」でした。
保健師さんや発達訓練教室の先生はみなさんとてもにこやかで穏やかな人ばかりだったので、そのギャップのせいかもしれません。
が、話をしていて「あ、この人にはあんまり話をしたくないな」と感じてしまったんですよね。
もしかして子供嫌い?
私が質疑応答を受けている間、長男は別室で発達テストを受けていました。
テスト終了後に合流して診断結果を伝えてもらったのですが、その時長男のテストを担当した方の長男を見る目がなんとも…
バカにしているというか、はなから発達障害だと決めつけるような物言いがあったりして、私はちょっと引いてしまいました。
まぁ発達障害かも、と思って相談しているんだし、そう思われても仕方ないのですが、それにしても不信感を抱かせるには十分すぎるくらいの態度だったことから、もう2度と相談しないと決めました。
これはあくまで個人的な意見であり、児童相談所の職員全てがそうだとは思っていません。
たまたま、私たち親子を担当した方が淡々と仕事をこなすタイプだったのかもしれません。
発達障害かもしれないと思っての相談だったので、そういう目で見られても仕方がないのかもしれません。
この時、児童相談所の方からは自閉症だと思うからその旨を療育病院に伝えて治療してくださいと言われました。
親身に話を聞いてもらったと言うより、事務的な手続きをおこなったと言う感じ。
私や長男が抱えている悩みは、児童相談所に相談しても軽くはなりませんでした。
結局、その後療育病院でテストを受け直し診察をしてもらって今に至るわけですが、あれ以降私の中で児童相談所のイメージはマイナスなものになってしまいました。
きっと、たまたま私がそう感じてしまっただけで。
全国の児童相談所の職員が冷たいわけではないと思っています。
また、相談される側としてある程度一線を引くようにマニュアル化されているのかもしれません。
決して児童相談所の存在を否定しているわけでもありません。
こんなケースもあるんだよ、と言うことが伝わればいいなぁと思い、今回記事にしてみました。
児童相談所に相談したこと、後悔はしていませんよ。