家庭学習は一進一退
小学基礎トレーニング計算のお世話になっている長男。
少し前から繰り上がり・繰り下がりありの3つの数の計算に苦戦していましたが、ようやくその謎が解けました。
長男、答えが10以下になる計算にミスが多すぎ!!
下手したら、3-1みたいな超簡単な問題にも悩んでしまうレベル…。
なんで!?
繰り上がり・繰り下がりなしの計算なんてめちゃくちゃやってきたじゃない!!!
20問を2分以内にこなせるくらいになってたじゃない!!
なんで今、それが出来てないんだ!!!
繰り上がり・繰り下がりの計算にはさくらんぼ計算を用いていますが、その過程での計算ミスが多いので、結局正しい答えにたどり着かないんですよね。
間違いが増えるとやる気がなくなる=計算嫌い
という感じになっているみたいです。
計算ミスだけでなく、足し算を引き算で計算したりその逆も然り。
また、例えばですが「17」を「10」と「7」に分けなきゃいけないのに「10」と「4」に分けて計算していたり…。
ケアレスミスが本当に多いのに驚いてしまいます。
計算の仕方はあっているし、文章題だってしっかり読み取れているのに、肝心の計算でミスを連発。
これじゃぁ算数の点数も落ちる一方ですよ…。
頭を抱えていても仕方ないので、もう一度繰り上がり・繰り下がりなしの計算を徹底することにしました。
また、10の補数も怪しいので(これも散々やったのに…)その辺も強化することに。
使う教材は
- 10の補数プリント
- 計算カード
の2つにしました。
繰り上がり・繰り下がりなしの計算を強化する代わりに今の家庭学習のペースを落とすのは避けたかったので、なるべくシンプルな方法を選びました。
10の補数プリント
繰り下がりのある引き算で必ず使うので、10の補数は瞬時に出てくるようになってほしい。
散々暗記もさせたけど、どうも新しいことを覚えたとたんに記憶があいまいになってしまったらしいのです。
計算で毎日使ってるのになんでだよ…とため息をつきたくなりますが、定着していないということなので何としても定着させたい。
そこで利用しているのが10の補数を素早く見つけるプリントです。
A4の紙に1~9の数字がランダムに並んでいるだけなのですが、そこから隣り合う数字を足したら10になる数字を見つけるというもの。
これ、すごく良いです。
長男にも好評で「計算は嫌だけど、これはゲームみたいだからやる!!」と言って嫌がらずに取り組んでくれます。
1回5分でどれだけ多く見つけられるかを毎日競ってもらっています。
今のところ…全然出来てません(苦笑)
だいたい30~40くらい見つけられるんですけど、長男は20個見つけられたらいい方です。
まぁ数をこなせばできるようになると思うので、しばらくはこのプリントで10の補数の強化をしていこうと思います。
計算カード
以前作った計算カード。
korokketabetaina.hatenablog.com
最近は長女がたまに見るくらいで長男は手を付けることがなかったのですが、ここにきて出番です!
答えが10以下になる計算に毎日取り組んでもらうにあたり、プリントを用意するか、ノートに問題を作成するか悩んでいたのですが、どちらもしっくりこないんです。
あまりここで時間を取られたくないので、もっと手軽にできる方法はないかと考えた末にたどり着いたのが、計算カードを使って口頭で答えさせるという方法。
毎日足し算10枚引き算10枚のカードをランダムに抽出し、カードをめくりながら口頭で答える。
20問3分を目安に考えています。
これなら問題をプリントアウトするインク代や紙代の節約にもなるし、問題をノートに作る手間もかかりません。
せいぜい、夜の間に私が20枚のカードを適当に抽出しておくだけ。
それに、口頭で回答する方法なら、長男も手を動かす手間が省けるので時間短縮にもなります。
間違えたからっていちいち消しゴムで消したりするのも、小1の長男には結構な手間ですからね。
家庭学習に入る前の頭の体操くらいにとらえてくれたらいいなぁと思います。
基本はどちらもゲーム感覚で出来ることが重要かなと思っています。
制限時間を設けておけば、必要以上に時間をかけることもないし。
また、今は10の補数探しに5分、計算カードに3分の計8分を使っていますが、いずれは10の補数と計算カード合わせても5分以内で出来るようになればいいなぁと思います。
それくらい瞬時に数字が頭に浮かんで来れば、繰り上がり・繰り下がりありの計算も苦にならないんじゃないかなぁなんて。
間違いが減れば、自然とやる気も自信も湧いてきますからね!
一進一退、牛歩並みの家庭学習ですが、土台作りが何より大事な時期ですから、ここで何とか踏ん張ってもらいたいものです。