さくらんぼ計算は便利?それとも不便?
1月末からスタートした算数のドリルもいよいよ終盤です。
現在はひき算の計算が終わって、残すところ文章題と時計の単元だけになりました!
今使っているドリルはこちら↓
入学準備用のドリルと言うだけあって、1年生で習う単元が本当にサラッと予習できる感じのドリルです。
足し算とひき算も、簡単な足し算・ひき算~繰り上がり・繰り下がりのある足し算・ひき算が数ページずつ練習できる程度。
本当に、さらっと予習したいという人にはお勧めのドリルです。
さて、繰り上がりの足し算や繰り下がりのひき算と言ったら、最近では「さくらんぼ計算」が主流のようですね。
20数年前に小学生だった私には聞き慣れない計算方法なのですが…。
私が小学生の頃はさくらんぼ計算なんて習わなかった(気がする)けど、今は普通に習うんだね。
— 白井でございます (@shirai_korokke) 2017年3月14日
便利だけどちょっとややこしい。
みなさんはご存知ですか??
私はこちらの本で(おそらく)初めて知りました。
小杉拓也さん著の「小学校6年分の算数が教えられるほどよくわかる」です。
この本の大雑把なレビューはこちらの記事↓を参照。
korokketabetaina.hatenablog.com
この本では、例えば7+5の足し算を解くときには
- 5を3と2に分ける(5の下にさくらんぼを書き、3と2を書く)
- 7+3をする(7+3=10)
- 10と残っている2を足す(10+2=12)
以上の3ステップで解いていく、所謂「さくらんぼ計算」をおススメしています。
ひき算の場合も同様で、15-8のひき算を解くには
- 15を10と5に分ける(さくらんぼ)
- 10から8を引く(10-8=2)
- 残っている5と2を足す(5+2=7)
と言う方法で解いていくそうです。
これを最初に読んだ時、一見簡単そうだけど結構ややこしくない!?と思ってしまいました。
だってこの方法で解くには、大前提として5と言う数字が3と2で構成されていることが理解できていないと出来ないし、ひき算に至っては初めは引くのに最後は足すという、2種類の計算(ひき算と足し算)をしないといけない。
これって、ややこしくない??
そう思ったんですよね。
さらに、繰り下がりのひき算で上記のように引いてから足す方法と、引いてから引くという方法もあるとか…。
う~ん…面倒くさい!!
さくらんぼだなんて可愛らしい名前がついているくせしてなかなかの曲者です。
しかし、足し算とひき算を覚え始めた長男は、取り合えず計算は指を折って数える作戦をとっているので、10以上の数字が出て来る繰り上がり・繰り下がりの計算は難しいようです。
そこで、試しにひき算だけさくらんぼ計算のやり方を導入してみました。
10より大きい数字が出てきたら使ってみてね。と前置きして1ステップずつ教えてみたところ、結構すんなりと計算できるようになりました!!
といってもまだ10-〇=の計算では指を使っているし、2ステップ目のひき算で満足して、3ステップ目の足し算を忘れる、なんてことも多いですが(苦笑)
それでも長男曰く、「たくさん〇書いたりしなくていいからラク」なんだそうです。
子どもって、案外順応してしまうものなのですね~。
そんなわけで、今ではひき算だけですがさくらんぼ計算を使って計算しています。
ただ、まだ指頼みなので計算が遅いという課題があります。
あと、記憶力の低い長男にはいくつかのステップに分かれているさくらんぼ計算は計算方法をすぐに忘れてしまうという欠点も(苦笑)
こればっかりはテクニック云々ではなく反復練習あるのみだと思うので、今のドリルが終わったら公文のドリルで叩き込んでもらおうと思います。
平行して、以前自作した「足すと10になる数字の組み合わせ」表を覚えてもらおうと思います。
korokketabetaina.hatenablog.com
こんな方法で計算力が身につくのか、実際に取り組んでみないと分からないのですが…。
せっかく予習しているので長男と頑張ってみようと思います。
こんな方法がお勧めだよ!なんてのがあったら是非教えてください!!