2019年分のアフィリエイト報酬を公開
お久しぶりです白井です。
丸々3ヶ月も放置してしまいました。
書くことがないわけじゃなかったんですけど、ブログ書く気力を別の部分に注いでしまっていたので(^^;)
2020年ももう1ヶ月過ぎようとしていますが、またのんびり書いていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
それではさっそく、毎年1月恒例のアフィリエイト報酬の公開といきましょう!!
2019年分のアフィリエイト報酬&クリック数
楽天のアフィリエイトが4月からサービス改定となり、クリックから24時間以内に買い物かごに入れ、クリック後89日以内に購入完了した場合にポイントが発生仕組みになりました。
また、料率が2%~8%に変更となりました。
私の場合は改定前までは料率1%の書籍メインで広告は貼っていたので、1%とはいえ料率が上がったのはありがたいです。
まぁその分ポイント発生条件がちょっとだけ厳しくなった気もしますが……。
とりあえず年間の報酬とクリック数をグラフにしてみました。
ありがたいことに更新していない間もブログの閲覧や広告クリックしてくださった人がいたみたいで、ポイント0の月はありませんでした!!
これすごい!!楽天のアフィリエイトが手軽だっていうのはこの辺に理由があるような気がします。
年間の総報酬は6063pt、総クリック数は1586でした!
2018年のアフィリエイト報酬はこちら↓
korokketabetaina.hatenablog.com
そんなわけで、今年もゆる~い『白井家の子育て事情』をどうぞよろしくお願いします!
【感想】クジラは歌をうたう/持地佑季子【ネタバレあり】
おはようございます、白井です!
一冊、心を揺さぶる本を読むと、立て続けにもう一冊、もう一冊と読みたくなります。
『望み』の次に手に取ったのは、180度雰囲気の違う『クジラは歌をうたう』という作品。
『青空エール』『くちびるに歌を』『青夏』などの映画を手掛ける人気脚本家・持地佑季子さんの作品です。
あらすじ
30歳になり結婚を控えた拓海は、高校の同級生だった睦月のブログが12年ぶりに更新されていることに気が付いた。
『君は今、何を見て、何を思っていますか?』
決して更新されるはずのないブログが更新されたことで、高校時代の記憶が鮮やかによみがる拓海。
ブログを更新したのは誰なのか。
30歳と18歳。東京と沖縄――時間と場所を超えて綴られる物語。
感想
※今回はあまりネタバレはないかもしれないけど、一応ネタバレ注意でお願いします。
30歳の現在と18歳の過去とを交互に描いているのですが、その辺は脚本家らしい構成だなぁという感じ。
正直こういう構成はあまり好きではなく、案の定中盤まで読み進めるのは苦痛でした。
なぜなら、全然話が進まないから!!
過去パートなんて主人公の回想なので物語としては重要なシーンがあるかもしれないけど、”更新されるはずのないブログが更新された謎”は一向に解けないのでもどかしいんですよね。
それでも過去パートはザ・青春☆って感じの甘酸っぱい出来事満載で、自分も中学や高校時代を思い出しながら楽しく読みました。
読んでいる間中ずっと海の音や波のがしているような感じがして、海のそばで育ったわけでもないのに妙に懐かしく思ったりもしました。
ブーゲンビリアの匂いがしてきそうな、不思議な感じ。
文字だけでこういうのを読者に感じさせるのってすごいですよね。
ただ、残念なことに主人公と感情を重ねることができませんでした。
これは私が女性だからなのか……その辺はよく分からないけど、現在パートでの拓海の言動がなんだかモヤモヤ。
結婚を直前に控えているというのに、過去の、しかも死んでしまった女性をずっと考えて過ごしているので、結婚相手が可哀そうになってしまいました。
実際、途中から結婚相手である梢は拓海と会うことを拒絶してしまい、破断直前のような感じになっていましたからね。
リアルならこれ男性側がめっちゃ叩かれるやつじゃない?とか思いながら読みました。
ラストはまぁハッピーエンドだったので良かった。
これで破断とかになって拓海が過去にとらわれて生きるとかだとなんだか梢が可哀そうで……。
過去に囚われて生きるって決めたならそれはそれで拓海は幸せなんだろうけど、周りの人間は?って感じですもんね。
きちんと過去と決別、というかけじめというか、区切りをつけて、睦月の死を思い出として受け入れられたのは良かったなと思います。
そして肝心のブログ更新の謎ですが……これはまったく盲点でした!
自分だってブログやってるしその機能使ってるじゃん!!ってね。
”ブログ主が死んでいる”という前提があるせいで”ブログは更新されるはずがない”とか”更新した犯人がいるはず”という風に考えてしまうのは不思議ですね。
よくよく考えたら何にも不思議なことなんてないんですよね。
この謎の答えはとてもすっきりとしていて最高でした!!
終わり良ければ総て良しではないですけど、途中何度か読むのやめようと思った作品ではありましたが(あまりにも単調すぎるから……)この謎の答えのおかげで「面白かった!」と思えました。
これ、普通に謎のままとかだったら余計モヤモヤして作品自体を嫌いになっていたかもしれない。
変にしんみりさせないで、現実味があってとてもよかったです。
このまま映像化できてしまうくらい作りこまれているので、いつか映像化されることを期待しています。
【感想】望み/雫井脩介【ネタバレあり】
こんにちは、白井です!!
実に半年ぶりくらいに本を読みました!
正確には、本はちまちま読んでいたけど最後までたどり着けずに力尽きる日々を送っていました。
読了できたのは久しぶり。
というわけで、ネタバレありの感想を思いつくままに書いていきます!
今回読んだのは雫井脩介さんの『望み』です。
映画化も決定しているそう。読み終わってから帯び見て気づきました。
あらすじ
平穏に暮らしていた家族が、高校生の息子が行方不明になったことで少年犯罪の渦中へと引きずり込まれる。
息子が行方不明になったと時を同じくして、息子の友人が殺害される事件が起こる。
目撃情報から容疑者は少年2人。
しかし行方不明となっているのは息子含めて3人だという。
息子ははたして加害者なのか被害者なのか。
感想
父親と母親、両者の心理描写で物語が進んでいくこのお話。
最期まで息子が被害者なのか加害者なのかは分からないままで非常にヤキモキしながら読みました。
※ここからはネタバレを含みますので、結末が分かっても大丈夫!という人のみお願いします。
息子・規士が加害者であってほしいと願う母・貴代美と被害者であってほしいと願う父・一登の葛藤が丁寧に描かれているだけあって、読んでいる間ずっと気持ちがぐちゃぐちゃにかき乱されるような感じでした。
同じ親として、たとえ加害者であっても生きていてさえくれればいいという貴代美の気持ちは分からんでもない。
でも、犯罪者、ましては人ひとりを殺してしまっているのだからそんなきれいごとでは済まされないわけで。
高校受験を控えた娘がいるし、娘のことを考えたら一生殺人犯の妹として過ごさせるくらいなら、いっそのこと被害者であってほしい思う一登よりの気持ちで読み進めていた私は、いちいち貴代美の言葉にイライラしていました。
被害者遺族のことを考えたら、どうしても生きてさえいればやり直しができるなんて思えなくて……。
貴代美にイライラしたり、現実でもこういう事件でたびたび非難されるマスコミの非常識さとか、事件の真相も分からないうちから規士が凶悪な殺人者であるかのようなネットの書き込みにもイライラ。
そして、心理描写を丁寧に書くあまり物語が遅々として進まない感じにもイライラ。
あまりにもイライラするものだから、いっそのこと規士が加害者なのか被害者なのかはっきりさせてから読もうかとすら思ったくらいです。
なんとか我慢して読みましたが……。
終盤、規士の遺体が発見されるわけですが、私はここで愕然としました。
なぜなら、私はずっと一登よりの気持ちで物語を読み進めていたのですが、実はそうではなかったことに気が付いてしまったから。
自分がもし規士の親という立場であるなら、娘の将来のことや家族のこれからのことを考えたら被害者であってくれた方がいいと思って読んでいたわけですが、一登はずっと自分の息子は人を殺すような人間ではない。だからいっそのこと被害者であってほしい。そう思っていたんです。まぁこれはずっと一登の心理描写のなかに書かれていたことですが。
自分の息子を信じるか否か。この部分が私にはなかったんですよね。本当にびっくりしました。
貴代美が、規士の葬儀で「あの子は信じてほしかっただろうに、信じてあげられなかった」とこぼしたシーンではっとさせられました。
規士が生きていて加害者として逮捕されたという展開だったら、この部分には気づけなかったかもしれません。
が……これ、規士が生きていても死んでいても私としてはどうにも受け止めきれない展開だよなぁとも思いました。
やっぱり自分の子供には生きていてほしいし。でも被害者や被害者遺族のことを考えたら生きていてほしくないような……読み終わってもぐるぐると考えてしまいましたね。
そんなわけなので、読了後真っ先に出た感想は「吐きそう……」でした。
終始心穏やかに読むことはできなかったのですが、イライラのピークは殺された少年・与志彦の通夜(だったか葬儀)に参列した一登が、与志彦の祖父と長年仕事上の付き合いがあり、一登とも仕事で付き合いのある高山社長が一登をぶん殴ったシーンです。
また規士が被害者か加害者かわかっていない状況で、それでも息子は犯人じゃないと信じ息子の代わりに焼香をあげさせてほしいという一登に、規士が犯人だと決めつけその親が何のこのこ焼香上げに来てんだと怒り心頭な高山社長。
社長の気持ちは分からんでもないけど、正直「お前は部外者だろーが!すっこんでろジジイ!!」という気持ちでいっぱいでした。
被害者である与志彦の祖父が殴りつけるってなら話は分かるんですけどね。高山社長は関係ないじゃんって。
しかもその直後に規士の遺体が発見されてしまうわけで、高山社長は規士の葬儀で一登に土下座せんばかりの勢いで謝罪をしているのですが、私が一登ならぶん殴って罵声を浴びせてるかもしれないな、と思いました。
葬儀の参列すら拒否するかもしれない。だって一度は犯人だと決めつけた人間なわけですし。
でもそれを言ってしまうと、貴代美もずっと息子が犯人であってほしいと願っていたわけで……でも貴代美に対してはもうイライラはしてなくて、むしろ規士の遺体に縋り付いて泣くシーンでは一緒になってボロボロ泣いてしまったほど。
やっぱりこの物語、後味最高に悪いなぁ……。
それだけ巧みな心理描写でした。
これ、映画化したら観れる気がしないです。
キャストにもよるけど……結末知ってても同じようにイライラしたり泣いたりしてしまいそう。
社会の家庭学習の強い味方!自由自在社会(小学3・4年)
こんにちは、白井です!
長男が3年生になってから、社会と理科の家庭学習教材に関して頭を悩ませています。
5月にはこんな記事も書いていました。
korokketabetaina.hatenablog.com
あれから数カ月、家庭学習には「正しい解き方ドリル」シリーズを使ってきましたが、最近ちょっと問題が出てきました……。
それは、長男の小学校は『社会と理科の教科書は持ち帰らない』ということ。
これ、かなり困ります。
5月に上記のドリルを購入した時、教科書を見ながら取り組めるようにと思っていたので、まさか置き勉推奨されるとは思っていなかったんですよね。
何度か長男には、週1回でいいから教科書は持って帰ってきてほしいとお願いしましたが、みんなが持ち帰らないのに自分だけ持ち帰るっているのは難しいみたい。持ち帰ることを忘れちゃうんですよね。
まぁ仕方がないです。
それでもはじめのうちは何とかやってこれたのですが、最近はちょっと教科書なしでは難しくなってきました。
そこで、教科書の代わりになるような参考書はないか検討した結果、社会は自由自在のお世話になることにしました。
自由自在を購入するにあたり、3.4年生の社会に関する詳しいレビューがほとんどないことに気が付いたのでまとめておきます。誰かが参考にしてくれたらうれしいです。
自由自在社会(小学3・4年)
我が家でもよくお世話になっている受験研究社が出している参考書で、初版は1953年と歴史ある参考書のひとつ。
親子でお世話になっているという人も多いそうですね。私自身はまったくお世話になっていませんが(^^;)
中身をざっと見た感じ、カラーのイラストや写真、表が多くわかりやすいかと。
参考書って聞くと文章メインなイメージを持っていたので、これには驚きました。
まぁ小学生が使うものなの当たりまえといえば当たりまえですね。
3・4年生で学習する内容が1章~8章で分けられ、さらに細かく単元分けされています。
また、各章や各単元の始めに学習のポイントが書かれているので、学習に取り掛かりやすいです。
最近まで長男が学習していたのは農家のしごとについて。
↓のようにこの単元でどんなことを学習するのか最初に書かれているので頭に入りやすいと思います。
ポイントとなるキーワードは太字でかかれ、すぐそばにキーワードの解説も載っています。
学校の教科書をじっくり見ていないのでなんとも言えないのですが、教科書より詳しく書かれているんじゃないでしょうか。
特に、<くわしい学習>では「なぜ?」と「答え」というQ&Aの形式で突っ込んだ内容を学習できるページもあり、さすが中学受験対応なだけあるなという感じ。
各単元の終わりには<確かめテスト>、各章の終わりに<力をつける問題>と<力をのばす問題>が設けられていてます。
<力をつける問題>では問題の右側にヒントが書かれているので、それを頼りに問題を解くことができます。
<力をのばす問題>は発展した問題にチャレンジできるので、教科書レベルがちょっと物足りないという子にオススメ。
ただ、問題は直接書き込むには解答欄が小さいので、小さい字を書くのが苦手な子は回答はノートなどに書いた方がストレスがなくていいかもしれません。
問題ページだけをコピーして、学年末にテストさせるのもよさそうです。
問題がついているとはいえページ数は少ないので、あくまでも参考書という使い方がしっくりくると思います。
ドリルや問題集は別で用意することをお勧めします。
我が家では『社会問題の正しい解き方ドリル』で分からないところが出てきたら自由自在でチェックしながら問題を解く、という感じで使っています。
下手に答えを見るよりも、フルカラーでイラストや写真が載っている自由自在を読んだ方が頭にも残りますしね。
自由自在社会(3・4年生)は楽天ブックスで試し読みできるので、よかったらチェックしてみてください。
すみっコぐらし学習ドリル 小学1年のたしざんひきざん
こんにちは、白井です!
現在年長の長女は絶賛反抗期中……
私の言うことは全部「やだ!!きらい!!」で突っぱねられてしまうのが悩みですが、そんな長女でもやる気を出してくれたものがあります。
それがすみっコぐらしの学習ドリルです!!
可愛いもの大好き♡すみっコぐらし大好き♡な長女が少しでもやる気を出してくれたら……とダメ元で購入してみたこのドリル。
正直、前回の記事でも書きましたが私はこの手のキャラクターものドリルを避けていたんですよね。
どうせ大した内容じゃないだろうって、中身も見ないで決めつけていたんです。
キャラクターがちりばめられててチャラつきやがって……!とかも思ってました(苦笑)
しかし!!いざ買ってみると案外中身がしっかりしていてびっくり!!
というわけで、今回は私のようにどこかキャラクターもののドリルを苦手としている人にも「案外この手のドリルっていいよ!!」というようなレビューをしていきたいと思います!
すみっコぐらし学習ドリル 小学1年たしざんひきざん
学習できる内容
このドリルの良いところは「たしざんひきざん」といいつつも、1年生で学習する範囲のほとんどを網羅しているという点。
- 10までの数
- あわせていくつ
- のこりはいくつ
- 1つもないかず
- 10より大きい数
- 3つの数の計算
- 繰り上がりのある足し算
- 繰り下がりのある引き算
- 100までの数
が学習できるようになっています。
このドリルに入っていない単元は時計と図形くらいじゃないかなぁ。
「なんばんめ」みたいな数の順番を問う問題や文章題も入っています。
ドリルの構成
各単元の最初にすみっコのキャラクターを使って、この単元で学習する内容を解説してあり、そのあとに図を使って問題を解いたり穴埋めをしたりして、それから数式だけの練習問題へと入っていきます。
段階を踏んでいるので取り組みやすいと思います。
式だけ書かれた計算練習の問題は1ページ20問が十数ページあり、各単元の終わりに復習ドリルが3ページずつ、1年のまとめが6ページ設けられているほか、箸休め的に算数パズル・めいろなんかも用意されていますよ!
繰り上がり・繰り下がりの計算も
1年生の計算で鬼門になる繰り上がり・繰り下がりの単元は、図を使って順序だてて解説してあるので、たいていの子なら図を見て説明を読めばやり方のコツがつかめると思います。
2020年度の教科書がどんな風になっているのか分かりませんが、長男が使っていた教科書よりはわかりやすいかも??しれません。
ページデザイン
前半40ページはフルカラー、後半の40ページは2色刷。
キャラクターがふんだんに使用されているわりに、練習問題のページはすっきりとしているのでメリハリがあっていいと思います。
どうしてもチャラついたイメージがあったキャラクターもののドリルですが、案外そうでもないかも?と思ったのはこういう点ですかね。
キャラクターがいないページはないんですけど、練習問題は練習問題として、数字に集中できるようになっていると個人的には思います。
マイナス点
ただ1点、マイナスだなと感じたのは1年のまとめにある計算ページ。
これ、背景がすみっコのキャラクターになってて、その上に数式が載っているのでちょっと見ずらいんです……
他の計算練習のページは数式とキャラクターがかぶっていないのに、まとめの計算2ページだけ、どういうわけか背景にキャラクターがどーんとあって、その上に数式がかぶっているんですよね。
なんでこのデザインにしたのか謎なんですけど、このページは人によっては見ずらいと思います。
ちなみに、私はめっちゃ見ずらいと思いました(^^;)
視力の関係なのかなぁ……。
長女はあまり気にならないみたいだけど、長男は数字読みにくいって言ってました。
子供によってはこのデザインが苦痛に感じるかもしれないので、注意してくださいね。
まとめ
今までキャラクターもののドリルはチャラついていて内容は薄っぺらいという偏見を持っていたのですが、思い切って買ってみてよかったです。
入学前の学習にも十分対応可、というか入学前の学習におすすめのドリルだと思います!
1年生の算数をすべて網羅したいと思っているなら、たしざんひきざんのドリルのほかに、たんいとずけいを購入しておくといいと思います!
入学前の予習としておすすめしたい教材のひとつです(*^-^*)